トリマーの苦手な接客を克服！トリミングに来たお客様の接客で大切な事とは？

こういった悩みにお応えします。

この記事では接客が苦手なトリマーに向けて、接客のコツや心がけておく事を現役のペットショップトリマーが解説します。

トリマーは信頼関係が大切なので、接客が苦手な方は是非最後まで読んでもらえたらと思います。

接客の基本

まずは接客の基本を確認。
どれもシンプルですが、とても大切な事です。

目を見て話す

苦手な方は無意識に目を逸らしています。どうしても目を見れない方は相手の額を見て話しましょう。

そうすれば目が合っている感覚もなく、逆に相手はしっかり目が合っていると感じてくれます。

笑顔で話す

接客が苦手な方は、緊張して顔がこわばっています。自分では確認しづらいので、先輩や同僚に接客中の表情を見てもらう事がオススメです。

笑顔の作り方は、口を逆三角形にするイメージです。

大きな声で話す

接客が苦手な方は声が小さくなりがちです。声の大きさはあまり自覚がないので、これも先輩同僚に聞いてみる事をオススメします。

昨今はマスク着用やプレートの設置で、さらに声が聞きづらくなっているので、声の大きさは大切な要因です。

トリマーの接客で大切なこと

私がトリミングの接客で大切にしていることは下記の4つです。接客が苦手な方は意識してやってみて下さい。

犬もお客様

接客と聞くと飼い主様に対してと思われるかもしれませんが、トリミングの接客は飼い主様の愛犬も含めた接客が大切です。

犬は家族同様で、自身の愛犬が大事にされていると感じれば飼い主様はとても安心して喜ばれます。

飼い主様の愛犬とも積極的に会話する事で、自然と飼い主様とのコミュニケーションも取れやすくなり、信頼関係も築けていけるようになります。

トリミングの様子を伝える

飼い主様はトリミング中の様子を全て把握出来ていないので、様子を知りたい方はたくさんいます。

1〜2時間は預けることになるので、特に飼い始めの頃は心配です。

ここでも飼い主様の愛犬に話しかけながら様子を伝えてあげる事で、飼い主様にもより伝わりやすくなります。

トリミング中に見つけた異変は必ず伝える

トリミング中に傷やしこりなど、小さな異変に気付く事が多いかと思います。

飼い主様は気付いていない事が多いので、必ず伝えてあげるようにしましょう。

ほとんどの方は「知らなかった、ありがとう。」と言われ、早期発見で感謝される事もあるので小さな発見が大きな信頼に繋がってきます。

犬の状態を見ておすすめのオプションを紹介する

トリミングの時は皮膚や被毛の状態を観察する事も大切です。

とりあえずシャンプーとカットだけしておけばいいかなと考えている方もいれば、そもそもオプションサービスにどのような効果があるかわからない方も多くいます。

そこまでしなくてもいいと考える方もいますが、興味を持ってくれる方も多いので、自然と飼い主様とコミニュケーションをとるきっかけになるでしょう。

まとめ

今回はトリマーの接客についてお話ししてきました。

接客が苦手と感じる方は、飼い主様の愛犬に話しかけるだけでも印象がとても良くなるで、是非実践してみて下さい。

これからもトリマーやトリミングの情報を発信していくので参考にしていただけたらと思います。