犬の「待て」の教え方とは?初心者でも出来る「待て」を教える5つの手順

待てを教えたい トリマーが教える犬の飼い方

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  • 「待て」を教えたいけど難しそう…
  • どうやって教えるの?
  • どれくらいで覚えるの?

こういった疑問にお応えします。

妻 えり
妻 えり

こんにちは、現役トリマーのえりです。

「待て」が出来るようになると、公共の場でのマナーやいざという時の災害時にとても役立つので、しつけの中でもとてもおすすめです。

この記事では、現役トリマーが実際に愛犬に教えた「待て」の教え方をお伝えしていきます。

早い子だと3日で「待て」を覚える事が出来るので、犬を飼い始めた方は是非参考にして下さい。

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「待て」は難しくない

伏せる犬

しつけとなると難しいイメージがあるかと思いますが、正しく教える事で3〜7日程度で覚える事が可能です。

信号待ちやフードなど、犬の周りには常に誘惑や好奇心をあおる物がたくさんあります。

「待て」が出来れば、身の危険からも守る事が出来るので是非覚えてもらいましょう。

「待て」が出来ないとトリミングも断られる

寂しい犬

「待て」が出来ず暴れてしまうような子は、トリミングでも断られやすくなります。

トリミングはトリミング台(人間の腰くらいの高さ)で行われ、暴れる子は転落する危険が高まります。

落ちると骨折など怪我に繋がります。トリミングや公園など公共の場では「待て」が出来るようになる事が大切です。

妻 えり
妻 えり

実際に大暴れしてしまう子は、何件もお断りしてきました。

「待て」を教える5つの手順

訴えかける人

  1. おやつを手に持つ
  2. 犬の目線より少し上におやつを持っていく
  3. 「待て」と言って1秒待つ
  4. “1秒”待てたら「よし」と言っておやつをあげ
  5. 「待て」が出来なかったらおやつはあげない

上記の手順を、1日10〜20分続けるだけでも効果的です。

手順1 おやつを手に持つ

手に持ったおやつ
手に持つ量は、ドッグフード1粒です。

ドッグフードではなくおやつを使用する場合は、ドッグフード1粒の量を目安にして下さい。

最初はドッグフードやおやつなど、ご褒美がないと絶対に出来ません。

妻 えり
妻 えり

慣れてきたら、ドッグフードを床に置いてやっても大丈夫です。

手順2 犬の目線より少し上におやつを持っていく

おやつを見つめる犬
おやつを手に持ったら、犬の目線より少し上におやつを持っていきましょう。

目線より少し上に持っていく事で、自然と「お座り」の状態になります。

「お座り」の状態になれば成功です。

手順3 「待て」と言って1秒待つ

ご褒美を待つ犬
「お座り」の状態が出来たら、「待て!」と言って心の中で「1秒」数えてください。

この手順で大切な事は、はっきり「待て!」と言うことと、「待て」の時間が長すぎない事です。

「待て」と伝えることで、犬はその言葉に対して「こうすればいいんだ!」と動作を覚えてくれます。

「待て」の時間も最初は長すぎると絶対に出来ないので、成功出来る時間設定が大切です。

妻 えり
妻 えり

どんなに短くてもいいので、成功してもらう事が大切です!

手順4 ”1秒”待てたら「よし」と言っておやつをあげる

ご褒美をもらう犬
設定した時間で「待て」が出来たら、「よし!」と言ってご褒美のおやつをあげましょう。

「待て」と言った時と同様で、ここでもはっきりと「よし!」と言って伝える事が大切です。

1秒耐える事が出来てきたら、2秒、3秒、4秒…10秒と徐々に「待て」と「よし」の間隔を長くしていきましょう。

手順5 「待て」が出来なかったらおやつはあげない

すねる犬
「待て」が出来なかったらご褒美のおやつをあげてはいけません。

出来ていないのに、ご褒美をあげてしまうと「これでいいんだ、これでご褒美をくれるんだ」と思い、絶対に覚えてくれなくなります。

「待て」の途中で食べようとしたら、ご褒美のおやつを全力で取り上げて、手順1からやり直して下さい。

ここまでが「待て」を教える一連の流れになります。

1〜5の手順を1日数回こなしていけば、「待て」を覚えてくれます。
妻 えり
妻 えり

ちなみにうちの愛犬のトイプードルは、朝晩の食事の時に10分程度の訓練を続けたら、3日で覚えてくれました!

「待て」を教える時は食事に気をつける

フードと犬

今回の手順では、おやつやドッグフードを使うので、過度に与えすぎると肥満の原因になります。

与えた分だけ食事量はしっかり調整して下さい。

妻 えり
妻 えり

食事の時間に10分程度ドッグフードを使ってやるのがおすすめです。
もともと食事で食べる予定だったドッグフードを使うので、調整する必要もありません。

まとめ

今回は「待て」の教え方についてお話してきました。

  1. おやつを手に持つ。慣れたら床もOK
  2. 犬の目線より少し上におやつを持っていく
  3. お座りの状態で「待て」と言って1秒待つ
  4. 1秒待てたら「よし」と言っておやつをあげる
  5. 待てなかったらおやつはあげない
  6. 1〜5の手順を繰り返し行う

食事以外の時に教える時は、フードの調整を忘れずに!

これからも犬やトリミングに関する情報を発信していきますので興味がある方は是非参考にして下さい。

さとし と えり
さとし と えり

それでは楽しいワンちゃんライフを!

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