- 家で愛犬のバリカンをしたい
- バリカンのやり方を教えてほしい!
こういった疑問にお応えします。
こんにちは、トリマーのえりです。
この記事では、誰でも出来るバリカンを当てる時のコツとバリカンでカットする時に必要な道具を紹介していきます。
自宅でバリカンをしたいなぁと考えている方は是非参考にしていただけたらと思います。
バリカンに必要な道具を紹介
写真は私が実際に使用している物になります。
バリカンにも通常サイズとミニバリカンがあるので、それぞれ役割や違いを見ていきましょう。
- バリカン
- ミニバリカン
- オイル
- 冷却剤
- お手入れ用ブラシ
バリカン
体、手足、耳、尻尾に使います。
ミリ数はお好みに合わせて選びましょう。
楽天やAmazonで3㎜、6㎜、9㎜、12㎜付きで5,000円以下の値段で購入できます。充電式でコードが邪魔にならないコードレスタイプもおすすめです。
ミニバリカン
主に、足裏、足抜き、プードルの顔、お腹、肛門周りに使用します。
ミニバリカンのミリ数は0.5ミリなので、かなり短めの仕上がりになります。
足裏や足抜きといった通常のバリカンではやりにくい所をする時に使用する事が多いので、必ず必要なアイテムになっています。
楽天やAmazonで3,000~5,000円で購入できるので買い揃えておきましょう!
オイル
バリカンのお手入れに使います。
動きが悪くなったり、剃りにくいと感じたら使用して下さい。
冷却剤
バリカンの刃を冷やす時に使用します。
長時間使用しているとバリカンが熱を持ってくるので、そういった場合に使用して下さい。
長時間の使用は珍しいことではないので、バリカンを使用する時はセットで持っておきましょう。
お手入れ用ブラシ
バリカンの刃に毛が詰まった時に使用します。
そうするとバリカンも長持ちします。
バリカンを当てる時のコツとは
- 皮膚をしっかり引っ張る
- バリカンをねかせる
上記2点を押さえておけば、バリカンがしやすく怪我のリスクも低くなるでしょう。
皮膚をしっかり引っ張る
皮膚をしっかり引っ張らないと皮膚を傷つけてしまいます。
特に皮膚が悪い子やシニアのワンちゃん、ガリガリに痩せてる子は、皮膚の状態が悪かったり、たるみが多かったり、骨が出っぱっている事があるので特に注意しましょう。
バリカンをねかせる
バリカンを当てるときは、なるべく水平にねかせるイメージで当ててください。
バリカンの刃が水平すぎるとキレイに剃れないので、少し立てて使う事がコツです。
バリカンを当てる時に気をつける箇所5選
- 横腹から後ろ足
- 首から胸
- 内股
- 耳
- 手根球
バリカンを当てる時に、上記5箇所は怪我をしやすい場所で特に注意が必要な箇所です。
横腹から後ろ足
この場所はバリカンで最も傷付けやすい所です。
しっかり引っ張る事が大切ですが、引っ張ることができないなら無理に当てない事をおすすめします。
この場所は、トリマーでもかなり慎重になる所です。
首から胸にかけて
首の後ろから皮膚を引っ張ると皮膚がしっかり伸びて当てやすくなります。
内股
後ろ足をあげるか、両脇を持ってバンザイのポーズすると内股の皮膚が伸びてあてやすくなります。
シニア犬にはバンザイのポーズは負担になりやすいのでおすすめしません。
耳
耳の付け根から外側に向けて剃ると、上手く当てやすくなります。
耳の皮膚の薄さは犬種によって異なります。
シーズー、マルチーズ、チワワ など
手根球
肉球の上にあるので、場所を確認しながらバリカンを当てていきましょう。
まとめ
今回はワンちゃんのバリカンについてお話ししてきました。
- 皮膚をしっかり引っ張る
- バリカンをねかせる
- 横腹から後ろ足、胸から首、内股、耳、手根球は注意
- バリカン、ミニバリカン、オイル、冷却剤、お手入れ用ブラシが必要
バリカンは怪我をさせやすい道具なので、この記事でお伝えした事に注意しながら使用しましょう。
これからも犬やトリミングに関する情報を発信していくので、是非参考にしていただけたらと思います。
それでは楽しいワンちゃんライフを!
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