犬の飼育にいくらかかる？トリマーが初期費用や年間費用、生涯費用を計算！

犬を飼うとどれくらいお金がかかる？
毎月かかる費用は？
年間にかかる費用は？
怪我や病気の治療費は？

こういった疑問にお応えします。

妻　えり

こんにちは、トリマーのえりです。

ワンちゃんにかかる生涯必要な資金は数百万円にもなり、飼い始めたのはいいが経済的に飼えなくなってしまい飼育放棄していまう方がいるのが現状です。

この記事では、ペットショップでトリマーのトリマー経験と12歳になるトイプードルを飼ってきた経験から、トリミング代やフード代、病気になった時の治療費など、ワンちゃんの飼育にかかる費用を計算しました。

これからワンちゃんを飼おうと考えている方は、ぜひ最後まで読んでいただき、収入と支出を考えた上で検討していただけたらと思います。

犬の飼育にかかる費用
小型犬より大型犬の方が高い
1. カット犬種は例外
ペット保険加入でリスク回避
まとめ

犬の飼育にかかる費用

内訳	金額
飼う前、飼い始め	約 33,000円
毎月の費用	約 6,000～14,000円
年間の費用	約 147,000～248,000円
急に必要な費用	約 21,000～240,000円
生涯必要な費用	約 2,112,000～3,745,000円

※金額は、小型犬から大型犬まで対象にしています。

犬全体の平均寿命は14歳と言われているので14年を想定した費用です。

犬種によっても違いはあり、小型犬や大型犬でも寿命は異なります。
また医療の発達や室内犬が増えた事によって、15年～18年生きる事も珍しくありません。

それでは内訳を見ていきましょう。

飼う前、飼い始めに必要な費用

内訳	金額
ワクチン代	13,000円
生活必需品	20,000円

飼い始めの時には、トイレやゲージといった生活必需品を揃える他に、ワクチン接種を行う必要があります。

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毎月必要な費用

内訳	金額
フード・おやつ代	4,000～6,000円
トリミング代	2,000～8,000円

フードやおやつ代、トリミングはどんな犬種でも月に1回は推奨しています。

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1年間に必要な費用

内訳	金額
毎月の費用×12ヶ月	72,000～168,000円
ワクチン代	5,000～10,000円
消耗品・日用品	20,000円
ペット保険代	50,000円

※ペット保険は義務ではありません。

日用品の破損などで買い替えが必要になったり、年に1回のワクチン代などが必要になります。

急に必要な費用

内訳	金額
オスの去勢費用	20,000～30,000円
メスの避妊費用	30,000～40,000円
急な治療費	1,000円～200,000円

怪我や病気など急な出費もかかり、その費用は高額になる事が多いです。

また去勢や避妊に関しても強制ではありませんが、20,000～40,000円は必要になってきます。

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小型犬より大型犬の方が高い

トリミングやフードは、体の大きさで費用に影響してきます。

小型犬は体が小さい分、食べる量もトリミングする箇所も少なく済みますが、大型犬はその逆で体が大きい分、食べる量もトリミングする箇所も多くなってしまいます。

小型犬よりも大型犬の方が、食費もトリミング代も高額になるので注意しましょう。

カット犬種は例外

小型犬でもトイプードルのようなカット犬種のトリミング料金は高めです。

理由として、多彩なカットが出来る事と、毛の性質から毛玉が出来やすい事などが主な理由となっています。

カットのオーダーにもよりますが、毛玉処理にも別途トリミング料金が加算されていくので、毎日のお手入れは欠かせません。

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ペット保険加入でリスク回避

先ほどもお伝えした通り、病気やケガの種類によっては数十万円かかる場合がありますが、ペット保険へ加入しておく事で負担を3割～5割におさえる事が出来ます。

通常なら合計で20万円かかる治療も、7～10万円におさえられるのでかなり違います。

夫　さとし

負担割合って一律じゃないの？

このように思われた方も多いかと思いますが、保険会社やプラン内容によって異なるので契約時には内容をしっかり確認しておきましょう。

妻　えり

年間契約もありますが、月々の契約もあります。
プラン内容によっては、もっと保険料をおさえる事もできるでしょう。

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まとめ

内訳	金額
飼う前、飼い始め	約 33,000円+生体費用
毎月の費用	約 6,000～14,000円
年間の費用	約 147,000～248,000円
急に必要な費用	約 21,000～240,000円
生涯必要な費用	約 2,112,000～3,745,000円